手仕事って実はとってもシンプル。
だからこそ、ひとりでつくると答えが分からなかったり、時間をつくるのが難しかったり、気がついたら時期が過ぎてしまったり。
どうやら、たくさんの方が、同じような想いでいるようです。
はじめての方も そうでない方も手仕事は、単純な手作業だからこそみんなでやると楽しい。手づくりできる調味料が増えるって、なんだか嬉しくて、ちょっと自分が誇らしくなる。
旬の恵みに感謝して、みんなで分かち合いましょう。
「春は苦み、夏は酸味、秋は辛味、冬は厚味」
手仕事でつくる調味料を常備することは、
季節の理にかなった食養生にもなるのです。
「春は苦み、夏は酸味、秋は辛味、冬は厚味」
手仕事でつくる調味料を常備することは、
季節の理にかなった食養生にもなるのです。
手仕事って実はとってもシンプル。
だからこそ、ひとりでつくると答えが分からなかったり、時間をつくるのが難しかったり、気がついたら時期が過ぎてしまったり。
どうやら、たくさんの方が、同じような想いでいるようです。
はじめての方も そうでない方も手仕事は、単純な手作業だからこそみんなでやると楽しい。手づくりできる調味料が増えるって、なんだか嬉しくて、ちょっと自分が誇らしくなる。
旬の恵みに感謝して、みんなで分かち合いましょう。
春の食材に含まれる苦みは、冬の間に溜め込んだ脂肪や老廃物などを排出して、春の体へと切り替える手助けをしてくれます。春になると山菜や野草等、体が苦みを欲し、美味しく感じるようになるのが不思議です。この季節は、ふきのとうを使ったほろ苦い蕗味噌や新茶を使った調味料。また、手仕事の中でも細かい作業となる実山椒の処理や調理方法を中心にご紹介します。
酸っぱいものに含まれるクエン酸には、代謝を活発にし疲労物資である乳酸の蓄積を抑える作用があります。また、酸味には食欲増進や消化を促す働きもあります。酸味を上手に取り入れて、暑い夏も健やかに過ごしたいものです。青梅の手仕事や梅干し、らっきょう漬けに、季節のビネガー。そして夏野菜と相性抜群の糠漬けなど。夏の常備菜としてストックがあれば安心なものばかりです。
大気の乾燥によりノドや肺が影響を受けやすい季節。ネギ、ニンニク、大根、ニラ、唐辛子など辛味を持つ食材は、この時期に肺や大腸の潤いを保つ働きをしてくれます。和風の辛味、柚子胡椒は、一度手作りするとやみつきに!白菜漬けやキムチも自家製のものは酵素の働きがより活発で旨味が違います。
そしてもう1つ。秋になると食べたくなるのは甘いもの。栗をおいしく食べる栗仕事も秋の楽しみの1つです。寒い冬に備えて木の実や芋類などでエネルギーを蓄えようとするのも自然の流れなのです。
厚味とは脂ののった食材など、こっくりとした旨味のあるもののことです。厚味は、ご馳走様のこともさします。寒い季節にエネルギーを蓄え心も豊かにしてくれる貴重なものです。冬は、じっくりと時間をかけて旨味を引きだす麹を使った発酵調味料を中心につくりましょう。味噌の寒仕込みも冬の醍醐味。麹や配合を変えて仕込んだ味噌の食べ比べも毎年の楽しみです。そうそう。一年で一番寒い大寒の日に生まれた、栄養豊富で貴重な大寒卵を使ったマヨネーズ作りも忘れずに。